前ページでは、たばこのメカニズムと、禁煙しても身体的苦痛はほとんどないことを紹介しました。
ではなぜ禁煙できないのか?それはたばこに対する理解不足からくる心理的依存のせいです。
著者はその心理的な依存のことを洗脳・幻想と呼び、それを取り除くことに本書の大半を割いています。
たばこに対する洗脳・幻想とは、
・「たばこをやめると人生がつまらなくなるのでは?」
・「集中できなくなるのでは?」
・「リラックスできなくなるのでは?」
などの不安や恐怖から来ます。
しかし!これら(リラックスできないとか、集中できないとか)は、あくまで喫煙によって生じた禁断症状ですので、
たばこ自らが作り出した禁断症状を、たばこを吸うことで緩和しているにすぎないのです。
税金を集めたい政府は、こんなにも単純なたばこの罠を隠し、我々のお金と健康を奪い続け、
たばこ業界は「たばこはかっこいいもの」というイメージを作り出しさらにそれを増長します。
しかし、たばこは何の意味もない不毛な連鎖を生み出す麻薬であり、現代社会最大の死因なのです。
(アレン・カーに言わせると、たばこは西側諸国最大のスキャンダルなのです。)
答えを知ってしまうと拍子抜けするほど単純なことなんですよね。
たばこの真の姿を理解した今、私はもう二度とたばこを吸いたいとは思いません。
皆さんも早く禁煙(いや卒煙!)して、タバコの鎖を断ち切ったという喜びを感じてください!
■禁煙の輪を広げよう! |
精神力でひたすら我慢する方法で禁煙すると、他人がたばこを吸っている姿をうらやましく感じます。
しかし、『禁煙セラピー』によってたばこの狡猾な罠を解き明かし、たばこについて正しく理解した上で禁煙すると、
たばこを吸っている人を見ると逆にかわいそうに感じます。
次はあなたが、いまだにタバコの罠に陥っている人を救ってあげてください!
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