動物園のチンパンジーが禁煙に成功−中国
世界一の喫煙大国・中国にとって禁煙推進は大きな課題となっておりますが、
中国陝西省のサファリパークで飼育されている雌のチンパンジー、アイアイちゃんがなんと!
16年続いた喫煙を断つことに成功したそうです。
アイアイちゃんの喫煙は、1989年につがいの雄が死んだことがきっかけ。
寂しさを紛らわすように捨てられたたばこに手を出しました。その後、2番目のつがいの雄や
子供の死が重なり、喫煙への依存が加速、1日10本程度吸うようになったそうです。
この段階ですでにビックリ(!?)ですが、なんとチンパンジーのアイアイちゃん、禁煙に成功したそうです!
飼育担当者が禁煙に取り組み、朝食後の散歩、昼食後の音楽などで注意をそらす努力が奏功し、
たばこをやめることができたそうです。
担当者によると「生活が多彩になり、たばこを忘れられた」とのことです。
禁煙(卒煙)するということは、たばこをやめる、喫煙をやめるということですが、その分空いたスペースを何かで
埋めるということはとても効果的でしょう。アイアイちゃんの場合、生活に散歩や音楽を取り入れることで、
たばこをやめたことによって生まれた心理的、時間的スペースを埋めることに成功したといえそうです。
私の場合、ニコチン離脱期間中には、たばこを吸う代わりによく水・お茶を飲んだり、ガムをかんだりしました。
(もちろん水やお茶、ガム等には依存性はありませんので、気づいたらそれもなくなりました。)
うーん、しかしサルでもできた禁煙、まだたばこを吸っている方は少し焦りを感じませんか!?
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