2005年4月から繁華街やビルの屋上にある「たばこ広告看板」の新設が禁止となり、年内には既存広告も姿を消すそうです。これは世界保健機構(WHO)の「たばこ規制枠組み条約」にともなう措置。
日本を含む57の加盟国は、たばこの広告や包装、箱の表示など幅広い分野で規制を受けるようになります。
条約の狙いは、ズバリ「たばこ消費の削減」。
とうとう「喫煙大国」とされる日本でも、規制に対して本腰を入れようとしているようですね。
屋外看板広告の撤去などに加え、1992年から「マイルドセブン・ルノー」として参加してきたF1スポンサーからも、2006年秋を最後に撤退することが決定しました。
莫大なカネがかかるF1界にとって、たばこ会社のスポンサー撤退はその存続すら脅かす大打撃となります。ヨーロッパのGPではたばこ広告規制により、広告をはずしたなんともさびしいマシンがレースに登場することもありますね。
■広告イメージによる洗脳 |
F1がなくなってしまうかどうかはおいといて、ピカピカ光るカッコいいマシンに堂々と麻薬の広告が貼り付けられているというのは、ちょっと問題なのではないでしょうか?
F1に限らず、たばこの広告というのは、大概はかっこよさ、男らしさ、たくましさなどを連想させるように描写されています。これは「たばこはカッコいいものという洗脳」なんですよね。
繰り返しますが、たばこはれっきとした麻薬なのです。決してかっこよくなどありません。
利権を守りたいたばこ業界と、税収を上げようとする政府にだまされてはいけません!
ジワジワとお金を吸い上げられる上、ジワジワと健康まで奪われるのはもうやめにしませんか?
|
|